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2024年05月17日09:53

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人生意気に感ず「美しすぎる女性落語家・林家つる子。ブログにハンセン病の物語が登場。事故物件情報サイトの衝撃」

◇週刊誌が「美しすぎる」と取り上げている落語家が話題になっている。林家つる子さん。群馬県出身で女性初の抜擢真打ち昇進である。近く真打ち昇進披露興行が行われる。大学1年の時、落語研究会で先輩の古典落語を聞き、虜になったという。九代目林家正蔵に入門した時勇気が要ったに違いない。女性落語家は今でも非常に少ない。抜擢真打ち昇進は100年の歴史を誇る落語協会の快挙。女性の時代が一歩前進した感がする。
 私は江戸時代の長屋を舞台にした庶民の話が好きだ。落語も男の世界であった。つる子は語る。「女性落語家と知ると顔を下に向け、噺を聞かないお客様もいらっしゃいました」古典落語を女性中心にアレンジした噺が人気。その一つが「芝浜」である。酒飲みの勝五郎は大金を拾って働かなくなる。妻のおみつは生き生き働くかつての夫に戻って欲しいと努力する。女性落語家の正念場である。トラさん八さんの世界には必ず「お前さん」と言って女性が登場するのに余り光が当たらなかった。江戸の庶民の姿は現代社会の原点でもある。金に目の色を変える狂った今日に於いてつる子師匠が爽やかな一石を投じることを期待したい。
◇土日祝日のブログは、今週末から小説「死の川を越えて」を載せる。ハンセン病と闘う人々の姿を描く。上毛新聞で約1年間連載を続けたが、新聞がハンセン病を取り上げるには勇気が要ることであった。小説のクライマックスは国を相手にした国賠訴訟の舞台。一人の反権力の医師を原告側の証人が語る。小河原泉医師は実在した京都大学の医師小笠原登がモデルで、ハンセンの患者を人間として厚く扱った。私はその墓を訪ねて衝撃をうけた。それはハンセンの人たちと共に眠る無縁墓だったからだ。小説は草津温泉から流れ出る湯川の辺から始まる。ここに一人の不思議な老人万場軍兵衛が住んでいた。老人はハンセンの患者である若者にハンセン病の光という妙なことを口にした。ある時老人を若い美しい女性が訪ねた。差別と偏見は今も存在し永遠の課題である。この小説を通して改めて振り返りたいと思う。
◇自己物件情報サイトに注目する。殺人、自殺、火災などで死亡者が出た物件につき住所・部屋・番号・入居者だった人の死因まで公開している。自殺だけ見てもその多さに驚く。歌舞伎町界隈などは図面の色が重なって炎上しているかのようだ。状況は全国に及ぶ。日本社会の病状と深い闇を不気味に語っている。(読者に感謝)

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