はじめて野口哲哉の武者たちに出会ったのは2014年の練馬区立美術館だった。今度はポーラ美術館アネックス。会場に入るとすぐポーラオルビスの口紅でハートマークを描く侍に迎えられた。なぜか作品と妙にマッチするショスタコーヴィチの「舞台管弦楽のための組曲」が繰り返し流れている。
ミニチュアの侍たち、細かい甲冑や小物の細工もすごいけど表情があまりにリアル。いったい何を見ているのだろうかとつい後ろを振り返ってしまう。くたびれちゃった人、居眠りしてる人、がっくりしてる人・・・。戦国時代の武者というと荒々しい男たちが頭に浮かぶけど、ごく普通の人が(おかしな)甲冑を着ている感じ。
西洋美術の歴史と武者絵!?。レンブラント風、フェルメール風・・・違和感がない!?
とても楽しい展示会、無料。空いててゆっくり見られる(金曜日5時近く)。
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