谷村はるかさん

　　　谷村はるかさん
怖がるな　ぐつと踏み込め　耳許に囁きくれしこゑを忘れず

という一首を「短歌人」６月号の歌稿に入れたのですが、ボツでした。
賞味期限が限られた一首と思いますので、この場にて掲載いたします。

《かなしみのみなもとのひと遠い空にひとりいるから孤独ではない》（谷村はるか『ドームの骨の隙間の空に』）という一首、僕のたましいのおまもりにしてきました。これからも大切にいたします。

拙歌集『アルゴン』について、谷村さんから「祈りの歌集」という評をいただいたことも決して忘れません。ありがとうございました。


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