mixiユーザー(id:2615005)

2017年07月22日21:56

456 view

『アイソトープ・マン』

香港で疲れたので、体調が悪い。年を感じるなあ。

・アイソトープ・マン(57)作:チャールズ・エリック・メイン
『海が消えた日』『大真空』のC級SF作家だ。読み終わってから気付いた。
坂口尚の表紙にひかれて買った。中にもイラストが入っていて、ビジュアルは良い出来だ。

内容はSFで味付けした凡庸なハードボイルドである。主人公は科学記事を専門とする雑誌記者で、超科学の絡む犯罪を解き明かすというシリーズらしい。ひとりSRI(怪奇大作戦)ですな。翻訳はこの一冊のみ。アイソトープの作用で未来が見える男というのは面白いアイデアだが、事件の本質にはあまり関係ない。82年度発行のハヤカワ白背だ。なぜこんな古い凡作をこの時点で発行したのか、理解に苦しむ。★★
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年07月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031