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2017年06月04日07:33

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飛べるかな?(西洋編)

今日と明日はちょっと趣向を変えまして「飛ぶ」がテーマです。

私にとって、洋もので「飛ぶ」と言えば「ほうきにまたがった魔法使い」、
じゃなくて、弓矢を持った天使(愛のキューピット)です。
背中に白ハトのようなリアルな羽を付けています。
今日のカットの天使はラファエロの「ガラティアの勝利」に描かれている天使の一人で、今、まさに矢を放たんとしています。
この絵を見て、誰の願いを込めて放ったのだとうか。また、矢が命中したとき微かに「チクッ」と来るものだろうか。などと考えてしまいます。
ここまでは、まあ、普通(?)の感想かなと思います。
ただ、何分にも屁理屈屋なもので、この他にも考えてしまいます。
これだけコロコロと可愛く肥えた体です。天使と言えど、羽が小さすぎるのではないか。
おまけに、羽がバタついていない(超高速シャッターで撮った一コマと言えばそれまでですが)。
少なくとも、リアルさを狙うなら、羽ばたいている雰囲気も欲しい。
これで果たして飛べるのだろうか。ちょっと無理があるように思えるが。
などの感想・疑問・いちゃもんが出てきます。
また、ルネサンス期に多く描かれた「受胎告知」をテーマにした絵では、きちんとした服装を着て降り立ち、告知する天使は思いっきり立派な羽を持っています。飛んでいないので、落ちる心配はないのですが、こんどは、肉体に加えて、洋服と羽の総重量は相当なもの。
降り立てたとしても、今度は飛び立てるのかとの疑問が出てきます。
このような見方をするのは、私だけでしょうか。
明日は日本編の天女についての屁理屈(?)です。

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