てっせんの花

てっせんの花

てっせん（クレマチス）が蔓を伸ばしてきれいな花を咲かせる季節です。
今日のカットは、その「てっせん」です。澄んだブルーが綺麗です。
漢字では「鉄線」、その名の通り蔓が鉄のように硬くて丈夫なことからですが、花の美しさは全く反映されていません。一部では「鉄仙」と書いていますが、まだこちらの方が私は好きです。
「鉄線」とくれば、私は何故かは「有刺鉄線」が連想されます。
「クレマチス」は、ギリシャ語の「ブドウの蔓」が語源とのことです。

この花は何世紀にもわたって交配され、一重咲きから八重咲き、チューリップ咲き、釣鐘型まで、現在では2,000種を超えるバリエーションが生み出されているそうです。
この花は花弁を持ちません。花と思っているのは、実は花の形のように変化した「がく」です。
なんでまた？と疑問が湧き、なぜそのような形に変化（進化）したのか調べましたが、わかりませんでした。
まあ、わからないでも日常生活に支障があるわけでもないし、綺麗なものは綺麗でいいことなので、今日のこのモヤモヤは無視することにします。