毎日新聞になんと練馬区立美術館の15段広告が!!なんでもフランス文学者の鹿島茂氏(明治大学教授、フランス文学者)が芸術新潮に連載していた「失われたパリの復元」をもとに19世紀パリの全体像に迫る展覧会なのだとか。
入り口で手にした目録にびっくり。大判4枚の裏表に細かい文字でびっしり。
まず第1室。パリは城壁に囲まれた暗くて汚くて路も狭くて不便な街だったらしい。この陰気な街がオスマン氏のおかげで劇的に変わる様を地図と挿絵で見ていく。この地図が何枚もあってすごい。とりあえず・・・ノートルダム寺院の場所はわかる。
2階に上がると絵画や当時の衣装の展示があり気分も一新。ポーラ美術館で見た「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ」展で取り上げられていたパリという都市の19世紀から20世紀にかけての都市と郊外の境界線を思い出した。展示されているのも同じ時代のルソー、ユトリロ、ロートレック・・・。
展示数も多いけどそれ以上にほとんどの作品に丁寧な注釈があり。じっくり読んでいると2時間半以上もかかった。はぁ・・・クラクラする。
ログインしてコメントを確認・投稿する