セント・オブ・ウーマン/夢の香り

昔10年ほど前だろうかこの映画を観たのは？

時期ははっきりしないが内容はしっかりと覚えている。

アル・パシーノの生きる希望も無くした盲目軍人役の演技は特に鮮烈に覚えている。

いつかもう一度見直したいと思いながら今日に至ったわけだけど。

長く生きると悔いても取り戻せない過去があり今の姿がある。

その今に絶望して死を選ぶ。

でもそうじゃないんだとこの映画は説く。

わかりあえる友がいて生きる希望と勇気をを持てばいいんだと。

たやすいことではない。

この映画はそんな男を主人公にしながらどん底から生きる希望を見出した話とは別に、普通の自分にも何かを教えてくれるとても素晴らしい作品であり大好きな映画であることを再確認した。