ジャズ・ヴォーカルのアルバムを集めていた時代に買ったUS盤のモノラル・レコードで聴き直してみた。
1958年3月7日、ロンドン・ハウスでのライブ演奏。
サラ・ボーン33歳、声が若々しい。
コッテリとしていながら縦横無尽に駆使する歌い方、幅広い声域、声量のでかさなどなど、この人の超えるミュージシャンはほとんどいないねえ。
またこの人のヴォーカルは絶対白人や黄色人種にはまねできない、黒人ならではのもの。
そういう意味ではジャズヴォーカルのクイーンだね。
まあこのアルバムは特段、名盤というわけではないが、観客の声含め楽しい演奏が聴ける。
中でもラストを飾る「THANKS FOR MEMORY」では2回失敗して3回目目に成功。
そんなところまで愛嬌で入れてあるのが愉快、爽快です。
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