持っているレコードでウェザー・リポートの「ヘヴィ・ウェザー」を聴き直した。
僕が初めて彼らの音に接したのはFMラジオで聴いた「8:30」、1978年の作品だ。
それまでにも名前だけは知っていたがこんな凄いグループだったとはという衝撃を受けた記憶が今でも残っている。
もうかれこれ40年近く前の高校生の頃だ。
ではそれからすぐにレコードを買いあさったかと言うと小づかいの少ない高校生にはとても無理で、他にも買いたいロックのレコードは一杯あったし、よく聴いたのは大学時代のレンタルレコード屋全盛時代だ。
もう一度ウェザー・リポートを聴いてみようとレコードで買い集めたのは10年ほど前。
これはその当時の1枚。
ジャコ・パストリアスが参加した2枚目だ。
今だから思うが、この音楽、1977年のポピュラーミュージックの最高峰だと断言したいね。
演奏、楽曲、音楽の創造性、どれもが突出している。
この時代はまだフュージョンとは呼ばれていなくてクロスオーバーなんて言われていたころだけど、こういう音楽を否定している人もいたなあ。
大衆性もしっかりとつかみながら自分達のやりたい新しい音楽に挑戦し成功を成し遂げているアルバム。
ウェザー・リポートの最高傑作の1枚でしょう。
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