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2016年08月16日00:26

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美濃路29 石に浮き出た白龍

8月中旬午後 晴れ 陽射しは強いが,多少涼しい
「名古屋心中」の情報を検索していた時、
闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)の境外社として
榎白龍明神が存在することに気付いた。

8月中旬 晴れ 熱暑
豊田市の山奥にある母親の実家にお盆の届け物をした帰途、
名古屋市に向かっていると、ギリギリ、日没前に榎白龍明神に寄れそうなので、
向かうことにした。

榎白龍明神は闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)の南々東
80m以内の街角に位置していた(写真左)。

フォト

到着した時はすでに5時半を過ぎており、街灯に明りが入っていた。
板垣に結びつけられた白地に「榎白龍明神」と墨書きされた幟が立ち並び、
それを覆うように榎の古木が枝葉を広げている。
「榎白龍明神」は闇之森八幡社の拝殿前脇に祀られた
楠黒龍社に対応した名称になっている。
社頭から1mほど引っ込んだ場所に素木の鳥居があり、
社頭額には「榎白龍明神」ろある。
鳥居の右脇に岡崎御影石製の社号標が立てられており、
ここにも「榎白龍明神」と刻まれている。
社号標の背後に榎の古木の鱗のような幹が立ち上がっている。
その幹の直径は1mほどありそうだ。
参道はコンクリートで叩かれているが、ひび割れ、補修されている。
小さな社殿だが、ちゃんと棟入りの拝殿と銅板葺流れ造の本殿が並んでいる。
社殿、常夜灯はいずれも素木造だ。
鳥居をくぐって、拝殿前に立つと、拝殿の横幅は1mほどしか無いが、
立ったまま拝殿内に入ることができ、床は、やはりコンクリートで叩かれている。
拝殿の奥は机になっており、手前に磨かれた石に白蛇が絡んでいる石像、
奥之座布団の敷かれたおもかる様が2基、左右に並べて祀られている。

フォト

本殿の裏面は空き地で雑草が繁殖していた。
それにしても、見事に白い石と御影石が混合された石材が見つかったものだ。

この日は榎白龍明神から帰宅。
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