萩原町萩原上町の稲荷社の鳥居をくぐって参道を辿ると、鳥居から20mあまり北に本瓦葺入母屋造棟入吹きっぱなしの拝殿があった。(写真左)尾張標準とも言える瓦葺吹きっぱなし棟入の拝殿はほとんどが切妻造で、入母屋造は珍しい。この拝殿にも東隣に建っている
萩原町 室原神社の御手洗池と藩塀の脇を抜、ける参道を辿ると本瓦葺棟入の拝殿の前に出た(写真左)。吹きっぱなしの拝殿は大きな石を使用した40cmほどの高さの石垣を組んだ基壇の上に設置されている。軒に下がっている注連縄が妙に蛇のような形で下げられてい
2月上旬高木神社に寄った後、美濃路を北上して、北560mあまりの場所にある室原神社に向かった。ここも萩原町内だ。萩原町串作郷(はぎわらちょうくしつくりごう)で左折して西に向かう美濃路から左折しないで、離れ、住宅街の路地を北に120mあまり直進すると、
萩原町高木立石の美濃街道沿いに並ぶ2棟の堂の前壁の無い右側の堂内には土間に玉石を加工した石が4コ組み込まれていて、黒く煤けた基壇と一体になった石仏が、その4コの石の奥寄りに設置され、前の2コの石が拝石となるように置かれている(写真左)。石仏には鳥