高野山は1200年前に弘法大師が開いた真言密教の聖地です。
今年は開創1200年を記念して、春に続いて秋にも御開帳や特別公開があります。
外国人にも人気が出て、春に行った人に聞くと、昔の高野山の雰囲気ではなくなっているそうです。
五鈷杵と数珠を持って、少し左を見る姿勢の弘法大師の像を初めて拝観したとき、その美しい姿と優しい表情に釘付けになりました。
モノトーンにデザインすると、実物よりもかなり若々しくなってしまいます。
何度か再デザインしたのですが、拝観時に感じた年齢にはなりません。
こんなときは無理に老けさせる努力などせず、自然にできたものが一番と思い、作品に仕上げて今回展示しています。
美しいお姿です。
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