mixiユーザー(id:5099619)

2015年09月30日23:48

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9月も終わり

9月に訪れた美術館3つ。
まず、県立美術館の「ピカソ展 ルートヴィヒ・コレクション」。
焼き物と写真作品が多かった。写真はどうということはなかったが、皿や陶板は楽しめた。顔を大きく描いたいくつもの皿、闘牛場の模型のようにも見える深皿、牧神の水盤は自由でまさにピカソらしい。
二つ目は、清春白樺美術館の東山魁夷展。海の障壁画が中心で、ふすま等は表装されて展示してあるが、美術館の壁にはそぐわない。日本絵の具を使えば何を描いても「日本画」になるのだが、今回の展示はほとんどがリトグラフであり、日本絵具の具の独特の色合いが、十分に再現されていない。むしろ通常展示のルオーの油絵にホッとする。
三つめは、白樺美術館近くの「清春 旅と空想の美術館」。個人の家を二軒つなげ、その一部を展示場にしている。一年中クリスマスグッズを売っているという。他には太田次郎の版画作品の展示(販売)。妖精や妖怪をちょっと突き放した感じで描く。悪くない。こういう個人で運営しているところは応援したいと思うのだが、別の部屋にあった、妙にアジアンな置物に、気持ちが萎えるのを感じてしまった。               

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