陶器や書は苦手。今回はスルーかなと思っていたら「国宝曜変天目茶碗」は絶対見るべき!!とのこと。会期も迫ってきたので行ってみることにした。
つい最近見たテレビドラマ「経世済民の男 - 小林一三」にチラッと出て来た藤田伝三郎が藤田美術館のおおもとになった人とは・・・。そういえば椿山荘の庭に若冲の羅漢像があった。あの像に感激して京都の石峰寺まで行ってきたのだった。
入場すると美しい快慶作「地蔵菩薩立像」にまずうっとり。「春日厨子」も小さいけど精緻。国宝「紫式部日記絵詞」は人だかりに怯みながら肩越しに覗き込む。これはもっとゆっくり見たい。
さてお目当ての国宝「曜変天目茶碗」。茶碗の中に星が見える。覗き込めば宇宙が見える。12〜13世紀の昔、この茶碗を見た人はどう思ったのだろう? これは目に福だったわ・・・そえにゃんさんサンキュー。
あと長沢芦雪の「幽霊」「髑髏仔犬」「白蔵主」の三幅、竹内栖鳳ら近代作家の作品も良かった。
いずれ藤田美術館にも行ってみたいなぁ。
ログインしてコメントを確認・投稿する