mixiユーザー(id:2892585)

2015年03月19日15:44

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寺山修司。

寺山修司の「ポケットに名言を」。
久々に読み返してみる。
抜群に面白い。
言葉の魔術師が選んだ名言の数々。
いいな。

例えば 本人の文、「私のノート」の一節。

「ある日、私は考えた。
 人生というのは、いつ始まるのだろうか?
 それは決して生まれるときではないだろう。
 それでは、はじめて恋をしたときか?
 書物を通して、また人間関係を通して自我にめざめたときか? 
 あるいは、自分の中に棲んでいる『もう一人の自分』との友情が成り立ったときか?」

「平手打ちのような雨が降る」

と書いたのも、寺山修司だったか。
やはり、寺山は刺激的だ。
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