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2015年02月27日10:36

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関西のテレビって、2.27.015

26日、ハイーヒールのはてな?は、泣ける歌、
 夏川りみの歌っていた、涙そうそう(なだそうそう)沖縄の言葉で、涙がぽろぽろと落ちると言う意味、この曲を作詞したのが森山良子、作曲がBEGIN。森山良子がBEGINに楽曲をお願いして届いたデモテープに楽曲と仮タイトルとして、涙そうそう、と書かれていたのだそうだ。この楽曲を聞いて、森山良子は、ある人の事を歌う。君への思い涙そうそう、この君と言うのは兄、晋のことだった。森山良子と言うと、優等生のお嬢さんと言うイメージだが、一時、反抗期もあったようだ。父も母も音楽家、兄が1人おり、一家は音楽一家として明るく楽しい幼少時代を過ごしていた。その影響もあり森山良子は、プロの歌手を目指すのだが、音楽家であるが故にデビューしたての森山良子に、親は、いろいろと干渉してくる。そんな親が疎ましく感じるようになって森山良子は家を出て行く。当時彼がいて同棲、親とは疎遠となってしまう。遅まきの思春期だったのかも知れない。だが、これが、そう言う時もあったよね、と言う訳にはいかなかった。森山良子の理解者であった兄が、心不全で急死してしまう。23歳の若さだった。兄の早過ぎる死に強いショックを受けた森山良子だったが、あまりに早い息子の死を受け入れられない父や母は、そのショックが原因で体を壊してしまう。森山良子は、同棲していた彼と結婚し女児を出産、その子が大きくなってお笑い芸人のおぎやはぎの小木と結婚する。兄の一周忌の時、父と母の衰えようは見るに忍び泣く、森山良子は両親の世話をする事を決意する。夫とは別居し、両親と同居。その後最初の夫とは離婚する。歌手活動も休止し小さな子供を抱え、体の弱った両親の面倒を見続けた森山良子。両親の世話を続けたのは、兄への懺悔もあったのだろう。両親の思いを振り切って1人家を出て行った自分の行動が兄の死を引き寄せたのではないかと自分を責める。楽しく幸せだった家庭は、森山良子が家を出た事で変わってしまう。遅まきの反抗期は、兄の死と言う最悪の状況を呼び込んでしまった。普通は中学生ぐらいの時に思春期とともに反抗期がやってくるのだが。優等生は反抗期が遅れる場合がある。だが、大人になっての反抗期は、時に悲劇を生む場合もあるようだ。衰弱した親と乳飲み子の娘を抱え、追い込まれていく森山良子。そんな状態で、森山良子を助けたのは歌だった。最初の夫とは離婚、その後再婚するもまた離婚、2人目の夫との間に生まれた子が森山直太朗だった。仮タイトルはそのままにBEGINの涙そうそうの楽曲に兄への思いを乗せて歌う。売れない演歌歌手として失意の中沖縄に帰っていた夏川りみが涙そうそうを聞いて、私はこんな曲が歌いたかったのだと、涙そうそうを歌わせてもらうようにお願い、それが叶って、ヒットに導いた。家族の死や思う人の死は、断ち切るものではない。一緒に生きることこそ大切ではないか、と語りかける。
 松山千春の旅立ち、松山千春がステージで旅立ちを歌う時には、いつもそばに一輪のバラが置かれている。松山千春のキャラは昔からばんから。フォークのコンテストにも、ニッカポッカを履き、5000円のギターを抱えて参加していた。そんなコンテストの審査員をしていたのが、ラジオディレクターの竹田だった。名物ディレクターで、情熱家だった竹田は、コンテストに落ちた松山千春にラジオのパーソナリティをやらないかと声をかける。松山千春の性格には問題があったが、歌は抜群だった。周りの反対もあったのだが、松山千春の歌に惚れ込んだ竹田は周りを説得して回る。どうなっても俺が面倒を見続けると竹田は松山千春を支持し続ける。北海道で人気が出て来た頃、竹田は、松山千春を全国区の歌手にするべく会社に提案する。無理だろうと言う上司の反対もあったが、竹田は、自分の退職金を使ってください、と言い出す。そこまで言うならと、会社側が折れた。竹田は、松山千春を楽器店に連れて行き、プロなんだからもっと良いギターを使えと、50万円のギターをプレゼント。それは突然だった。竹田から松山千春に、明日、話しがあるから事務所に来るように電話があった。次の日、松山千春が事務所に行くと、そこには竹田はいなかった。急性心不全で急死したと言う。松山千春に電話かけた数時間後の事だった。竹田の急死を受け入れられない松山千春。コンサートが予定されていたが、歌を歌えるような精神状態ではなかった。そんな時、竹田にプレゼントされたギターが、もう、プロなんだからと語りかける。ステージに立った松山千春は、涙を流しながら、旅立ちを歌う。







 
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