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2024年05月23日10:32

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EVの挙動、ミッドシップ、

EVの挙動、基本ミッドシップ 
 EVにも興味があって、色々と調べていた。もちろんアンチではない。EVの大量で重いバッテリーは、車の中央付近の底面に置かれることが多い。ほぼ、この仕様だ。これは、エンジン車で言う、ミッドシップにあたる。重いエンジンを中央に乗せる仕様だ。ミッドシップは、フロントタイヤとリアタイヤの間にエンジンが乗せられる。リアタイヤの後ろにエンジンが乗せられるのがRRだ。ミッドシップは、MR。F1がそうで、サーキットを走る競技用のレーシングカーに使われる駆動方式。市販車でも存在するが、でかいエンジンをリアタイヤの前に置くと車内が狭くなってしまうので、一般車ではスポーツタイプ以外ではほとんどない。そのスポーツタイプでも少ない方。だが、EVの場合は、重いバッテリーを車体の底に敷き詰めるので、車内の空間を広く使えるメリットがある。エンジン車のミッドシップの弱点を克服した形だ。だが、そもそも、ミッドシップの挙動はどうかという問題が新たに発生する。4WDなら、そんなに問題は出ない。だが、RWDにしても、FWDにしても、簡単に解決できない問題が発生する。リア駆動の場合は、F1と同じ。また、ランチア・ストラトスもミッドシップだ。回頭性が良く、キビキビと動くが、非常にピーキーで、直線すら真っ直ぐ走らない。ちょっとした段差で、車の挙動が乱れたりする。整備されたサーキットでは、威力を発揮するが、公道では、コントロールするのが、非常に難しい車の部類に入る。RWDは、公道では難しいので、ドライビングスクールに通ってプロの指導を受けたりするドライバーもいるぐらいだ。加速の良いRWDがどうなるかというと、後輪が空転して、左右に揺れ始める。ステアを切り過ぎると、フロントタイヤが抵抗になって、リアが横に流れ出す。アクセルを開け過ぎるとリアタイヤが空転、荒いブレキングをすると、リアが左右に流れる、など、ピーキーな性質が現れる。EVのRWDは、一般向けというよりは、腕のあるドライバー向けだ。スポーツタイプの車を乗りこなせるだけのスキルが必要になる。では、EVのFWDはどうか。フロントドライブだ。残念ながら、エンジン車のFFのようにはいかない。なぜなら、エンジンがフロントに無いので、フロントが軽過ぎるのだ。これだと、FWD車の弱点であるアンダーが、出過ぎてしまう。フロントにエンジンがあるので、FFは、フロントタイヤが路面に強く押し付けられアンダーを抑えることができるが、フロントが軽い上に、フロントタイヤを回すと、トラクションが十分に得られない。フロントタイヤが空転しやすくなってアンダーが強くなる。結果、エンジン車よりも、EVのFWDは、性能が落ちてしまう。これは、EVの大きな問題の1つで、あまり表面化していないが、根本的な問題になり得る。結果。4WDが優れているということになる。現状は、EVは、4WDというのが結論だ。4WDの問題点は、やはり、どうしても価格が高くなることだ。もちろん、異常に安いEVも発売されているが、それが、どんなEVなのかは、しっかり調べるべきだろう。不用意に飛びつくと、とんでもない目に合う可能性がある。EVのミッドシップの良さを活かした駆動方式が登場すると、EVも良くなるが、それもまだまだだ。現状のEVは、とてもじゃないが完成度が高い車とは言えない。 それでも今EVを買いたいというなら、4WDだろうと思う。それか、ゆっくり走るかだ。信頼できるメーカーの車なら、スピードを出さなければ、安全だ。



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