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2024年05月25日09:38

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EVは、急ぐ必要はない

EVは、急ぐ必要はない 
 EVを無理から普及させるために、温暖化とCO2を結び付けたのは最大の悪手だっただろうと思う。温暖化の原因は、特定されておらず、複数の要因が絡み合っている可能性が指摘されている。そもそも、地球は、温暖化と寒冷化を繰り返しており、現代は、寒冷化から脱出途中という状況。まだまだ、寒いのだ。過去の温暖化を調べてみると、グリーンランドに植物が繁っていたという。寒冷化の場合は、赤道付近まで、寒冷化が進み、地球全体が凍りつくまで進んだ可能性があるという。寒冷化、温暖化のシステムは、まだ解明されておらず、下手に人間が手を加えてしまうと、予想外の方向へ進んでしまう可能性すらある。特に、日本の場合は、四方を海に囲まれており、緑豊かで山も多い。昔から、植林が行われており、森林の再生のノウハウも蓄積されている。CO2は、それら樹木によって固定されていく。また。CO2は、大気より重いので低地に移動し海に流れ出す。海が大量のCO2を吸収する。そのため、CO2が足りないぐらいで、日本では、CO2で、温暖化が進んでいる可能性は、かなり低い。地続きのヨーロッパとは、大きく環境が違う。ヨーロッパと同じことをしても、日本では効果が薄い。環境に合わせた対策が重要だ。EV普及を考えた時に、重要になるポイントは、やはり電気をどうやって確保するかだ。日本の場合、森林を伐採して、そこに太陽光パネルを敷き詰める。これは、環境破壊の何物でもない。森林を伐採すると自然災害の被害が大きくなる傾向にある。屋久島が今のように伐採を厳しく制限されたのも大洪水が起こったからだった。開発を優先しようという意見も、洪水を目の当たりにして、消えていった。禿山にすると、山肌は、雨で、どんどん削られていく。そして、大洪水が起こる。日本にとって問題となるのは、原発だ。今でも、地元の厳しい目もあって、停止している原発が多い。EVを普及させれば、必ず電気が必要になる。原発の再稼働の上に、原発の新設が不可避になる。これを、日本国民が受け入れるのか、ということだ。ヨーロッパでは、原発新設が不可避となっているし、中国では、石炭火力発電をガンガン稼働させている。もちろん、中国のCO2排出量は、どんどん増えている。中国でのEV普及は、温暖化対策というより、大気汚染対策だろう。また、国策として、EVの輸出にも力を注いでいる。性能はともかく、多くのEVを製造している。国が強制的にEVを普及させようとすれば、安い中華製EVは、売れるだろう。国民にとっては、EVが欲しい訳ではないので、安いEVを使うという方向性だ。中華製のバスも同じ理屈。安全で性能の良いバスが良いに決まっているが、高価なので、安い方を選んでしまうのだ。もちろん、何%かの確率で、誰かが犠牲になってしまう。EV信者は、それが自分だとは、決して思わない。EVの長所として盛んに宣伝されている加速の良さだが、実際のところ、軽のEVの事故で、正面衝突が増えている。フロント部分の破損だ。これは、加速が良過ぎて、ぶつけてしまったようだ。
 EVの未来。まず、電気を確保しないことには、意味がない。核融合発電の実用化だ。そして、EVの軽量化。今は、どんどん車が重くなっていて、CO2以外の問題が起きている。微細な粉塵が増えているのだ。重い車は、決して環境に良くはない。特に、街乗りでは、小型軽量化すべきだろう。遠出をするには、ある程度の大きさが必要だが、それでも、2トン3トンは、明らかに重過ぎだ。エコだ、温暖化だと言いながら、重い車を量産する。これは、明らかに矛盾している。特に、欧米の大型の車指向は、環境にとって良い訳がない。これを改めるところから始めないと、温暖化対策もクソもない。デカくて重い車に乗って、エコだ、温暖化対策だ、環境に良いとか、悪い冗談は止めてもらいたい。
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