mixiユーザー(id:2892585)

2015年02月16日18:21

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オシム 終わりなき闘い

木村元彦さんの「オシム 終わりなき闘い」を読み始める。
読み始めたばかりだけど、いつものことながら、実に面白い。

しかしユーゴ内戦の描写には参る…。
映画で観た「パーフェクト・サークル」とか「サラエボの花」とか
「ノーマンズランド」とか思い出す。
水を汲みにいく人々が狙い撃ちされる「スナイパー・ストリート」って、
何事だよ…。

仕事場に向かう時、代々木フットサルコートの横を通る。
ボールを蹴ったり、縄跳びしたり、漫才の練習をする人々がいたり。
暖かい光の中、平和なものだ。
ありがたい光景だというか。
これが、戦争なんかになった日には…。

ユーゴ内戦の時は、知り合いや友人が突然、銃で撃ってきたりしたとか。
まるでゾンビになった家族や友人に襲われるような感じかも。
そう考えると、ゾンビ映画っていうのは、
戦争のメタファーなのかもしれないな、などと思ったり。

そんなゾンビ映画のことなんか考えてられるのも、平和であればこそ。

戦争したい病の安倍首相と軍需で儲けたい病の企業。
なんとかしたいものですが。

そう言えば、この本の中のオシムさんの言葉で、

「私は日本を救いたかったけれど、できなかった。
 冗談ではなく、福島も救いたい」

というものもあった。
我が国の首相が、未だにやろうとしないことであると思う。
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