６日、ロケみつは、シュークリームの謎の車追跡。シュークリームは、つぼみメンバーで作っている今風の女の子のコンビ。芸人コースではなくて吉本タレントコースの生徒。そのため、女芸人達とはルックスがやや違いデビュー早々にファンが付いている。街で走っている目立つ車、その車を追跡して、その基地を突き止め謎を解明する。刑事ドラマみたい、とシュークリーム。大きな倉庫があって、とディレクター。怖い、とシュークリーム。埠頭で、とディレクター。フトウってなに？ 島ちゃう、とシュークリーム。ふとうを知らない、ゆとりな２人だった。初日のロケは、街角で、１２時間、ただただ謎の車をチェックするだけ。ゆとり教育を受けた２人は、単調な作業を長時間続けるのが苦手なのだとか。気合いが入っていないとディレクターに怒られていた。ゆとり教育では、円周率πが、ほぼ３と教えられていると衝撃が走ったが、πは３だと断定された訳ではなかったようだ。３・１４で計算すると難儀なので、ほぼ３で円周や円の面積を出してしまおうと言う方向性だったのだとか。ただ、円の円周は、実際計ってみると、直径のだいたい３倍ぐらいになるのだ。πと言うのは、円の直径分の円周。円周は直径の何倍あるか、と言う事だが、ある昔の数学者が、円と同じ面積の正方形を描けと言う問題を出した。たての長さが１０�僂寮喫�形と同じ面積の円を描けと言う問題。正方形の面積は、たて×横で求められるので、正方形の面積は、１００㎠（平方センチメートル）１００㎠の面積の円の直径の長さはいくらか？と言う事になる。直径が分かれば円が描ける。円の面積は半径×半径×πなので、１００÷πの平方根が半径になる。その２倍が直径。意外に単純な計算のように見えながら、実は、この問題の答えは求められないのだ。つまり、円と同じ面積の正方形は描けない、が答えになる。πを３にしてしまうと、なんとなく求められるのではないかな、と言うイメージに変わってしまうので、πは、ややっこしい数字だと思わせた方が良いのだ。と言う事で、シュークリームの謎の車調査の続き、１２時間の調査が１１時間で終了し、次の日、いよいよ、謎の車の追跡調査に入る。調査した車は、車体に麺と大書された緑の車と宣伝カー。麺の車は、その通り、製麺所の配達車だった。宣伝カーは、決められた時間同じルートをぐるぐると回っている。荷台の中にはライトが設置してあって夜でも宣伝が良く見えるようになっていた。若い女の子は、おじさん達の受けが良いので、ロケもわりとスムーズに行く感じだ。
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