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2015年01月31日22:32

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進化が目に見える、電気が目に見える

 朝8時半。朝食前のラズリが絨毯の上で吐いた。なにかへんなものでも食べたのか、体調が悪いのか、原因はわからず。寒いなぁ、と思いつつ、絨毯は1畳半くらいな大きさゆえ、風呂場に行って洗った。洗濯機で脱水して干しとけば、今日みたいな晴天なら夕方までに乾くだろう。
 朝食後、朝刊と土曜日に付いている「be」をコーヒー片手に読んでいたら、家庭用電力管理システムHEMSのことが一面の半分くらいのスペースを使って詳しく紹介されていた。うちは先月、導入したばかりなので内容は知っている。が、逆に一般読者にどう説明するのかという点で、興味深く読めた。……たぶんこの記事を読んでも9割の人は意味がさっぱりわからないだろうな。
 それはともかく検針員が一戸一戸訪ね歩いて電気の使用量を計算し、翌月支払い用紙が届く、というのがいまのシステムだが、2024年には東電管内2700万世帯全戸にHEMSに加入してもらって「スマートメーター」を導入する、という計画らしい。ネット接続が出来ない家はどうするのだろう? というか、プライバシー丸裸な制度を国民に強いていいのか、という疑問も残る。 
 図書館が来月14日から1カ月ほど閉館するので、借りたい本をメモった手帳を持って午後イチ、自転車で行く。
『科学を語るとはどういうことか』(須藤靖vs伊勢田哲治)
『沖縄・チビチリガマの“集団自決” 』(下嶋哲朗著 岩波ブックレット)
『萬月な日々』(花村萬月著)
 ジャンルのまったく異なる3冊を借りて、返却日は2月13日。
 21世紀になって、図書館にも検索システムが導入され、ずいぶんと便利になった。大きな図書館だとテニスコートで落としたコンタクトレンズを拾うくらい、なかなか目的の本が見つからない。大学時代がこれくらい便利だったら、普段の勉強も論文もラクだっただろう。卒論は「アノミー」(無秩序という時代性)という社会学用語をキーワードに青年のストラッグル(葛藤)や自殺を時代相として解く内容だったのだが、いまならアノミーと打ち込んだだけで何百冊もの本や研究誌が数秒足らずでリストアップされるはずだ。が、自分の眼だけを頼りに欧米の社会学誌で語られているアノミーという言葉を探すとなると、一日研究室にいても空振りに終わるのが大半だった。
 ま、本を探す力が衰えてきたところであらゆる蔵書を串刺し検索が出来るようになった、というのは私にとってたいへんラッキーだ。そのうち、ハンディ・スキャナーでページをこすっていくだけで脳に順次、内容が入って行く、という時代が来るかも知れない。
 夕方、漫画の校正を30分ほどやって、ラズリと寒いなかを散歩。
 夜6時からアジアカップの決勝、韓国対オーストラリア戦を最後までテレビ観戦。つまらなかったら途中で止めようと思っていたのだが、実力伯仲なのと、両チームが日本より明らかに強いことと世代が若返っていることから、危機感を抱きながら見てしまった。勝負は延長にもつれこんだので、2時間半くらいテレビの前にいたことになる。一応、韓国を応援していた。隣国だから。
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