今回は年末にピッタリの企画だ。
まずニューイヤー・コンサートの記述に関しては、昔から毎年のように指揮者がかわるものだと思っていたがそうではあらず。
1987年のカラヤンからだそうだ。
まあそれ以外にも勉強になること多し。
久石譲のエッセーではユダヤ人の記述が面白い。
ユダヤ教が持つ偶像と時間の考え方から始まり、ユダヤ人とはなんぞやとか、映画産業への貢献、ノーベル賞受賞者の20%はユダヤ人とか。
岡田暁生の文章を読んでいるとティーレマンという指揮者の音楽が聴きたくなった。
堀江敏幸のエッセーでの音に関する体験談、面白いしなんとなく分かる気がする。
付属のCDは当時のポップスのような聴きやすい音楽が並びとても楽しめた。
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