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2015年04月11日21:49

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日本が韓国に負け、カレーを作り、パステル展

 昨夜、一目を置いているブロガーのHPを読んでいたら、2030年に日本は1人あたりのGDPでも中国に抜かれるという計算予測をしていた。彼は反中国でも親中国でもない。全体主義国家と化した日本を嘆き、怒っている民主主義者だ。
 彼のブログを読んだあと、では隣国韓国と比較してみたらどうだろう、と考え、ネットに上がっているGDP(一人あたりの)や経済成長率をメモ帳に書き写してみた。
<2009年から2014年の経済成長率>(2009年から順に6年分)
韓国 0.71 6.50 3.68 2.29 2.97 3.73  6年平均では年3.32パーセント
日本 -5.53 4.65 -0.45 1.46 1.52 0.89  6年平均では年0.42パーセント
 2013年の1人あたりのGDPは日本が世界24位で38468ドル、韓国は同30位で25975ドルとなっている。
 いまの経済成長を同国とも続け、日本の円、韓国のウォンとも現在の為替水準だと仮定する。で、2020年はどうなっているのか?
 日本のGDPは1.0042の6乗=1.025倍になるので、38468ドルx1.025=39568ドル。
 韓国は同様の計算で1.216倍となり、25975ドルx1.216=31585ドルになる。
 12500ドルの差が8000ドルの差に縮まるが、まだ日本のほうが優位に立っている。が、これはあくまでドル建て換算に基づくシミュレーションなので、GDPのような比較ではこれに為替相場がもろに影響する。もしウォンが現状維持で円がさらに25パーセント安くなると(この2年で円は25パーセントで下落している)、日本は実質31544ドルとなって、韓国の31585ドルを41ドル下回ることになる。
 日本のテレビが毎年面白がって茶化している韓国の大学入試風景を見る限り、韓国の高校生のほうが日本の高校生より勉強は厳しそうで、我が国の強みだった学力水準は低下の一途を辿っている。さらに両国が対戦するサッカーを見ていると顕著なように、韓国は戦略と根性に於いてどうも日本人より長けているし、米国への留学率も日本は低くなり韓国はなお伸びているというニュースが最近あったし、韓国より3年先に日本は高齢化問題が解決不能状態に陥る予測があるしで、日本に有利な状況はきわめて少ない。このシミュレーションよりも先に、日本は対韓国に於いて経済的に負ける可能性が高い。東京オリンピックの年に「嫌韓派」のネトウヨはどう愛国心と自尊心を保っていくんだ? それでもテレビ局は「世界から愛されるニッポン」「だから日本が好き」という自惚れ番組を垂れ流し続けるのか、という自分にあってはパラドキシカルな興味が湧いてきた。北朝鮮の政治体制が崩壊して韓国と統合する、そして一時的に統計上平均所得が激減する、という負の期待しか日本にはないかもしれない。
 今日は朝からカレーを作ってみた。御徒町にあるアメ横センタービルの地下1階は、ここが日本かと不思議に見えるほど、アジアンな食料を売る店がひしめいている。タイ、韓国、中国、インドなどなど、アジア料理が好きな人にとっては楽しい風景が広がっている。2年前にインドとパキスタン、バングラデシュ、スリランカなどの「カレー粉」を売っている店をみつけて、以来、上野方面へ上京したら寄っている。この3月に訪ねたときは、カシミールとパキスタンのカレー調合粉を買った。店の主人にそれぞれのカレー粉の特徴を訊いたら客が私しかいなかったこともあって、わりと丁寧に教えてくれた。ここの「カシミール」は都内のインド料理店が使っているらしい。本来カレー粉というものは存在しなくて、人や店それぞれが自分で舌に合わせてさまざまな香辛料を組み合わせるというものなので、インド料理店がそんなズルしちゃダメだろう(笑)。
 専門店さえもが使うというカシミールはどんなスパイシーさなのだろう? 格段カレーを食べたい、というわけでもなく、ただの興味本位。
 みじん切りにしたタマネギを30分近く炒めてきつね色にし、別に豚肉とニンジンをカレー粉をたっぷり振ってラードで炒め、それらを併せて、トマト(缶詰)や何種類ものトウガラシやベイリーフなどと一緒に煮ていく。が、野菜だけでとろみをつけるためには弱火で3時間以上煮詰めていく必要がある。よほどの暇人しか出来ない。
 MacBookでネットを見たり、レンジの下の床にへたりこんで文庫本を読んだりしながら、ときどき鍋をかき混ぜたり、火を消して余熱で旨味を引き出したりしている時間というのは実に長閑(のどか)なもので、一種の贅沢だと思えて仕方ない。
 午後3時過ぎにちょこっと晴れ間が出てきたので、散歩がてら生涯学習センターのパステル展を見に行った。ロビー前には東北支援の出店が所狹しと並んでいた。が、財布を持たずに出たものだからパス。
 絵でも文章でも同じだが、素人と玄人の境はある。プロの画家はその人独自の世界観がある。日曜画家で自分の世界観を表現している人は少ない。どの作品も技量がプロ並みにあるだけに、こんな教科書に載せるような絵を描いてちゃダメだ、なんて感じで観賞したのだが、見終わる頃には自分で描きたくなったのだった。やっぱ展覧会というのはレベルなんて関係なくいいものだ。
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