昨日、JR「みどりの窓口」から帰宅したあと、アニエスbのリュックを取り出して丸洗いした。アディダスの白いハイカットのスニーカーも洗った。今週旅に出ることを断念したものの未練がましい気持が残り、少しの準備をしたくなった。
リュックは帆布のような黒い分厚い布製で、洗うたびに色が褪せてしまう。が、1年以上使用していない服とか鞄をそのまま使う気にはならない。軽度の潔癖症候群だろう。
夜の11時前から『熱源』を手に取った。残りは100ページほど。他の本と平行読みをしていることもあって、1週間が経ってしまった。図書館本なので返却日がじわじわと迫っている。
午前零時、残り40ページになった。これは今夜中に読み終わるか、と思ったところで、スマホにメール着信があった。誰だ、こんな時間に?
送信元は早期退職仲間だった。読んでびっくり、私と同じ病気にかかって、今ちょっとつらいところだ、と。立て続けに2人の友人の「偶然」が重なって、複雑な心境だ。しばし考え込む。『熱源』の読了は明日にしよう。
今日は午前中に、近所の病院へ行った。いちばん始めに診断をいただいた医師に、お礼と経過報告を言うために。
医師と看護師さんが喜色満面で喜んでくれて嬉しい限りだ。礼を言って診察室を出た。
リュックもスニーカーもまだ乾いていなかった。全室、掃除機を掛けたり、ネットを見たりしていると、時間があっと言う間に過ぎていく。
午後2時過ぎから、ラズリと30分くらいの散歩。ラズリは可愛いなぁ。
午後4時になってようやく『熱源』を開き、40分くらいで読了した。
明治の開化から日露、ソ連軍のサハリン侵攻の1945年8月までを描いた大作で、アイヌを中心とした北方民族とサハリンに流刑されたポーランド人らが織りなす悲劇。この作品が直木賞を取らないでどうする、と思わせる骨太な文学だった。昨年同時期の直木賞受賞作『宝島』の奇想天外さとヒューマニティにも昂奮を覚えたが、それを上回る「熱」情を覚えた。
図書館の返却期限は今週末だが、次の予約者が大勢待っているので、早めに返してあげたい。ネットで図書館のHPを調べたら、115人待ちだった。期限は2週間なので、115番目の人にあっては5年待ちということになる。その頃には文庫版が出ているし、ブックオフでも100円&200円棚に並んでいるはずだが(^^)//゙゙゙
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