朝、ストーブの前にへたりこんで、ラズリを撫でながら新聞を読んだ。今日の朝刊は読むべき記事が乏しく、めったに見ない折り込みをめくっていたら、まったく自分に関係ない小学生から高校生を対象にした英語塾のチラシで目が止まった。
今、なぜ英語ができないのか、何がわるいのかわからないまま丸暗記でなんとか乗り切っている中学生、高校生が多くなっています。これでは定期試験のような範囲の少ないものは乗り切れても、応用力が必要とされる大学受験、高校受験には対応出来ません。(原文のママ)
こういう書き出しで当塾では「品詞がわかり5文型が見抜けると、英語がわかる!」という理念の下、同時通訳方式で文頭から順に英語を英語のままに理解する、という学習をさせるという。
私に限らず、私たちの世代は中学校から英語を学び始め、とにかく文法と単語の丸暗記だけで中高6年間、英語を勉強するというのが定番で、したがって会話力もヒヤリングもほとんどゼロのまま大学へ進み、さらに教養課程では日本語で読めと言われてもなんだか意味がつかめない文学をテキストに、講義は進められる。
昨日、近所の小学校3年くらいのお子さんが英語塾へ通っている、というのを聞いて、ついお母さんに「いいなぁ、この時代。私、負けたよ〜」と軽口を叩いたばかりだった。私も一応習い事(書道とピアノ)はやっていたが、私の校区に英語塾など一つもなかったし、級友が校区外へ英語を習いに行ってるという話も聞いたことがない。だから私の世代はほぼ横並びで英会話はまったくダメなまま成人を迎えた。
ああ、時代の変遷で、半数の恵まれた子どもは進化し、逆に半数の子どもは私の時代より厳しい環境にあるということなんだろうな。
新年明け初日に図書館で借りた本2冊は今日が返却日なので、昼すぎに図書館へ。閲覧室で「本の雑誌」を読み始めると、室内のあちらこちらから咳や鼻をすする音が聞こえ、気持ち悪くなってきた。20分ほどで早々に退散。神奈川県はインフルエンザ罹患率が高いという記事を目にして以降、臆病になっている私。
うちに帰って、ちょっとした用事と質問があって、あるところに電話を掛けた。
対応した男性は営業という職柄か、それとも性格がいい人なのかわからないが、とても丁寧でてきぱきとした対応をしてくれた。電話は相手の顔が見えない。が、2分くらい喋っていると、相手がどういう人間なのかを報せるヒントがあるものだ。
NTT電話でもケータイでも、掛かってきた電話で「はい、風です」といまだに名乗って出る習慣なのだが、ケータイで名乗るのは馬鹿丁寧な感じがあるし、「昭和」の古さがある。が、やっぱ馬鹿っぽくても電話の応対は丁寧さが伝わるのがいいと、彼と5分ほど話をして電話を切ったあと、思ったのだった。
今年1年、去年より頑張ろう、という殊勝な気持ちからシステム手帳のオリジナルリフィルを作ってみた。予想外に2時間くらい費やしてしまった。
で、ラズリと30分ほど散歩したら日が暮れた。なんだかなぁ、
mixiを開くと、アマゾンの広告が出て、そこに『21世紀の資本』がある。図書館で予約を入れるか、買うか、迷う。
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