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2015年01月03日21:58

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調子に乗って海へ

 2015年に入っても寒さはいや増すばかりで、ラズリの散歩時間も1日平均45分程度と、課した時間の半分になっている。
 昨日今日と箱根駅伝を時々思い出したようにチェック。昨日は最終5区で駒大の選手が二度三度、意識を失って崩れ落ちては立ち上がるという光景をたまたま目にした。ハーフマラソンなら棄権するところだが、チームのために自分はタスキを繋がねばならないという姿を見せられると視聴者は「勇気(元気)をもらった」などと感動を得るのだろう。私も現在進行形では自分が励まされたかのような刺激を得たのだけど、「往路」が終わった時点で釈然としない苦さを覚えた。体を壊して(命を張って)まで自分を強いることはない、というような疑問だ。人のために、という動機付けがあると、力は100パーセント、時には120パーセント発揮出来るという意味では美しいが、行き過ぎた「フォア・ザ・チーム」は褒められたものじゃない。今回のケースはどっちだ? 書いていてもよくわからない。
 が、とにかくランナーの躍動感には刺激された。
 午後2時。ラズリと散歩に出たら、存外暖かだったので、海までゆっくり歩いて20分。材木座海岸は適度に風があって濁った空気を一掃したのか、逗子マリーナも稲村ガ崎もまるですぐそこにあるかのように、くっきり見える。海岸は結構な人出で、サーファーもまるでイルカが群れるようにいっぱいいた。これはこれでまた、元気をもらう。
 帰宅後、花村萬月の『守宮薄緑』(やもりうすみどり)の表題作を読んだ。集英社新書『沖縄を撃つ』のなかで花村自身が書いていたことと内容の大半が被っていた。文章もコピペが多々あったのだが、そもそもこちらが先に出版されているので「本家本元」になる。しかし、花村みたいに自己を厳しく追及し追求し、そのプロセスをやむなく小説というカタチに結実させるのを良し、とする作家が、こんなチンケなふるまいをするとは? にわかに信じがたい思いだ。少なくとも集英社新書の担当編集が看過したことは、いくら花村が集英社系の作家だとしても、甘過ぎると思った。なめてんじゃねえ、ちょっとは箱根駅伝の選手を見習え(笑)。
 夕方、来週お会いする被爆女性の手記を読み直した。広島市の地図を広げるも、地名がほとんど変わっているので、照合するのに手間取った。
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