有川浩「だれもが知ってる小さな国」講談社
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ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱の置いてある草地から、車をとめた道へと向かっていた。
「トマレ!」
鋭い声がヒコの耳を打ち、反射的に足をとめたヒコの前に、大きなマムシが現れた――
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有川浩さんが佐藤さとるの「コロボックル物語」を新たに書き継いだ物語です。
主人公は「はち屋」の子供ヒコ。ヒコの前に不思議な出来事が起きて、、
佐藤さんの「コロボックル物語」の語り口と有川作品らしい展開も相まって面白かったです
川本三郎「ひとり居の記」平凡社
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悲しみ、淋しさと共にありたい―。
利根川を見たくて電車に乗りに出かけた冬の日のこと、ぬいぐるみの猫を抱いて眠る夜のこと、亡くなった安西水丸さんのこと、23年ぶりに行った台湾の旅のこと…。
妻を亡くして、ひとり迎えた老年の日々を綴る。2013‐15年の日記。
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川本三郎さんの日記です。
奥さんを亡くしても講演や趣味の旅行など川本さんはお元気ですね。
最後には台湾旅行記も。
川本三郎さんの抑制の効いた文章は読ませます。
森博嗣「χ(カイ)の悲劇」講談社ノベルス
森博嗣さんのS&M、V、Gシリーズの展開に多少触れています。
本作はS&M、V、Gシリーズを読んでいた人には強くお勧めします。
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あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社で職に就いていた。
人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前、愛知で起きた飛行機事故に関する質問をされる。
トラムという動く密室で起きる殺人。その背後に感じられる陰謀。静かだった島田の生活が、その日を機に大きく動き始める。
Gシリーズの転換点。後期三部作開幕!
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森博嗣さんのGシリーズの最新作です。
今回の主人公は前作で久々に登場した島田文子です。
S&Mシリーズの第1作「すべてがFになる」にも登場していた島田文子は現在は香港で働いていました。
彼女がトラムに乗っていた時に殺人事件が起き、その事件に巻き込まれていきます。
お話も面白いですが、Gシリーズのある登場人物の過去が明かされ、S&M、Vシリーズにつながる謎が明らかになります。
ネットでの感想でS&MとVシリーズがリンクした時と同じくらいのインパクトがあったという人もいますが、確かにそれに近いかも。
Gシリーズを読んで来て良かったと思いました。
Gシリーズはあと2作で完結予定だそうですが、本作も含めて3部作になるそうです。
次回講談社ノベルズで刊行されるのは、×シリーズの最終巻?「ダマシ×ダマシ」。
その後はGシリーズの「プサイ(ψ)の悲劇」「オメガ(ω)の悲劇」だそうです。
続きが楽しみですが、出るのはいつになる事やら。気長に待ちますか。
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