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2016年06月05日08:52

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猟犬の國/せきれい荘のタマル/光秀の定理/ゆりかごで眠れ

芝村裕吏「猟犬の國」角川書店

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「何事もないのが一番いい。そのためならどんなこともする」日本の誇る情報組織、その組織には名前すらない。
ただ、便宜上イトウ家と呼ばれる。
平和にまどろむ日本が長く続くように戦う無名の戦士、いや猟犬の日々。
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芝村裕吏さんの長編小説です。
「マージナル・オペレーション」に登場した日本のスパイ組織、イトウ家の物語です。
主人公の部下になる女性が「マージナル・オペレーション」に登場したキャラクターの若い頃なんでしょうね。
芝村さんファンにはおすすめです。


越谷オサム「せきれい荘のタマル」小学館

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静岡から東京の大学に進学した石黒寿史は、同郷である法村珠美(のりたま)への恋心から、同じ映画研究部に入部する。
しかし寿史は、やたら面倒見のいい、同サークルの先輩・田丸大介(タマル)につきまとわれ、早朝マラソンに付き合わされそうになったり、あきらかに怪しいサークルのBBQに参加させられたりと、振り回されっぱなしの日々。
あげく、タマルまでがのりたまに恋心を抱き、猛攻撃を始めて―。
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越谷オサムさんの長編小説です。
東京の外れの大学での学生生活を描きます。
主人公は同郷の同級生が好きなのですが、同じサークルのうざい先輩タマルに悩ませられています。
平凡な学生生活と思いきや事件が起こり、、
越谷オサムさんは面白いです。


垣根涼介「光秀の定理」角川書店

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永禄3(1560)年、京の街角で三人の男が出会った。
食い詰めた兵法者・新九郎。辻博打を生業とする謎の坊主・愚息。そして十兵衛…名家の出ながら落魄し、その再起を図ろうとする明智光秀その人であった。
この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを形作ってゆく。
光秀はなぜ織田信長に破格の待遇で取り立てられ、瞬く間に軍団随一の武将となり得たのか。
彼の青春と光芒を高らかなリズムで刻み、乱世の本質を鮮やかに焙り出す新感覚の歴史小説!!
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垣根涼介さん初の時代小説です。
明智光秀と新九郎、愚息の三人が京都で出会う所から物語は始まります。
光秀ら三人の造形が良く、読ませます。
光秀のキャラクターがユニークでなるほどこういう人物だったのかもと思わせます。
定理とは確率論の事でそのあたりの描写も面白いです。


垣根涼介「ゆりかごで眠れ」上下 中公文庫

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凄絶な幼少期を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。
その彼が、ひとりの少女を伴い来日した。
目的はライバル組織に売られ、日本警察に勾留されている部下の奪還と復讐、そして…。
ひとりの男と、彼に纏わる人間たちの愛憎を描く傑作巨篇。
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垣根涼介さんの長編小説です。
コロンビア・マフィアの主人公が来日します。
警察に拘留されている部下を奪還するためでした。
主人公らの過去、警察側の人物を描き読ませます。
南米に詳しい垣根さんらしく面白かったです。
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