北方謙三「三国志」3-8巻ハルキ文庫
ちょっと物語の展開に触れています。
北方謙三「三国志」ですが、面白いのであっというまに8巻まで読みました。
いやあ面白いですね。
原作の正史はしっかり押さえつつ随所にユニークな解釈があり読ませます。
序盤ではやはり呂布の描き方でしょうか。
愛馬、赤兎馬と妻だけを愛する戦うために生まれて来た様な造形が素晴らしい。
赤兎馬との別れ、その後の死には思わず涙。
他にも張飛を単なる乱暴者でなく、劉備のために乱暴を演じていると設定したのも斬新です。
張飛に男勝りの魅力的な奥さんを配したのもいいですね。
北方さん、呂布や張飛みたいなキャラクターが好きなのかな。
赤壁の戦いの描き方も素晴らしく盛り上がりますね。
全13巻、続巻も楽しみです。
「別冊太陽 山田風太郎」平凡社
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奇想天外なおもしろさで一世を風靡した忍法帖シリーズ、ミステリや時代小説、伝奇小説などの小説世界と、膨大な日記やエッセイなどを紹介。
戦中戦後を生きた作家の生きざまに豊富な図版資料で迫る。
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山田風太郎を取り上げたムックです。
豊富な写真や資料を元に生涯をたどり、作品を細かく紹介しています。
ゆかりの人が語るエピソードや秘話もふんだんにあり読み応えがありました。
大判なので持ち運ぶのはちょっとつらいのですが、大好きな作家なのでとても面白かったです。
このシリーズで作家を取り上げた他の物も読んでみようと思います。
月村了衛「ガンルージュ」文藝春秋
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韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊「消防士」が日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。
事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。
日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。
祐太朗の母親で、かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。
因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は、そして絶体絶命の母子の運命は―。
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月村了衛さんの新作長編です。
息子が事件に巻き込まれ拉致された母親と教師が特殊部隊と戦います。
警察は人質を見捨てようする状況で、二人は特殊な能力を発揮して戦いに挑みます。
月村さんなので面白いのですが、最近、割とこのパターンが多かったので、次は違う話を読みたいかな。
やはり「機龍警察」シリーズの新作を期待したいですね。
教師の設定が「新宿鮫」なのはオマージュなのかな?
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