語り・朗読の会をやっております。
語りと朗読をはっきり分けて考える方もいますが、分ける必要はないと考えています。
ことばの持つエネルギー・パワーを表現していくのはどちらも一緒だと思うのです。
12月に発表会をやります。
お二人、声量が落ちる方がいます。
このお二人、いい声の持ち主なのですが、最近声がでていないのです。
お一人はヘルニアが出たとかで、最近の稽古で良く抜ける。
痛みがあると、痛みに耐えるために身体を固めます。
いつも固めているわけにいかないので、ときどきはゆるめなければなりません。
それが稽古の時にも出るらしい。
「痛みを堪えるときの姿勢で稽古をやってください」と話ました。
「抜けということがようやくわかりました」と先日は抜けなくなりましたが、声量が今ひとつ。
次回にいおうと思っています。
「痛みを堪えるのも大きな声を出すにお一緒なんですよ。
お腹をカンカンに固めてやってください。
ヨガのクンバハカのことをお話したことがあります。
これが痛みを消す力にもなるし、痛みの出にくい姿勢にもつながるんですよ。」
ヘルニアも姿勢、変な負荷の掛かる姿勢から発症するんだと思います。
「OOさんも朗々たるいい声がでていたのに最近でなくなっています。
お知り合いのTさん(朗読家)より遙かにいい声をお持ちなんですよ。
何回もいいますが、お腹からだす大きな声でやることを第一に考えてください。
お腹をカンカンにしてやってください。
表現はそれについてきます。」
お腹に力を入れてやるのは違っているという考えもあるか、年齢的なものあるしこれでいくことになろう。
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