大神神社の繞道祭

東京日本橋の奈良まほろば館では、今「大神（おおみわ）神社　〜太古から続く神と人の変わらぬ姿〜」のイベントが開かれています。
今年最初の展示作品は、年が明けて全国で最初の祭事である、三輪山を御神体とし大物主神（おおものぬしのかみ）が鎮まる大神神社の繞道祭（にょうどうさい）がモチーフです。
元旦明けてすぐ、氏子さん達が大松明をかかげて摂末社を巡ります。そのスタートの御神火を大松明にうつす場面を切り取ってみました。
一方、我が家の初詣は大神神社にお参りするのが、毎年の習わしです。
朝早く起きして神社に向かい、本殿での朝一番の祈祷とお神楽で一年の無事を祈ります。
パワーを頂けた気持ちになります。

今年も、奈良まほろば館でのイベントに合わせた切り絵を逐次制作して行きたいと思っています。
それまでは、もっぱら仏像ばかり切っていたのですが、２年前から作品を展示頂くようになってから、ジャンルが一気に拡がりました。
時には神話や遺跡跡など、モチーフとする「形」がないテーマのイベントは、無茶苦茶苦戦します。
でも新たなテーマに取り組む面白さがあり、今年も頑張ります。