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2022年05月02日14:38

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「コロナ行動制限なし」・・・なので関西へ　① 奈良へ

コロナのせいで岐阜の母に２年以上まともにあっていない。去年１０月に行った時は肺炎で入院中。面会は５m離れて2分だけだった。その後母の近所に住む妹たちから８０歳を超えてあちこちガタガタきているという報告もあったし・・・心配である。だけどせっかく岐阜に行くのならちょっと足を伸ばしてついでの関西旅行も・・・

4月24日朝8時台のひかり自由席で出発。ゴールデンウィーク前のせいか空いてる。京都からみやこ快速に乗り換えて奈良へ昼前に到着。東横イン近鉄駅前店に荷物を預け駅近の「まきの」で天ぷら定食の昼食。

食後、奈良国博で「大安寺展」。ここは去年の秋に訪れた寺。あんな小さな寺に国博で特別展ができるほどの宝があるのだろうかと不思議だった。しかし・・・創建当時の大安寺の広大さと言ったら・・・。奈良の寺はどこもデカいけどその中でも群を抜く大きさだった。

奈良時代、東大寺や興福寺などとともに南都七大寺の1つに数えられ、一時期を除き筆頭ひっとう寺院としての格を有していました。 1250年の時を経て今も大安寺に伝わる9体の仏像は、奈良時代を代表する木彫もくちょう群の1つです。（HPより抜粋）

去年訪れた時には見られなかった秘仏を含めて大安寺の奈良時代の仏像すべてが並ぶのは壮観。木彫の仏像たちはその後の時代の仏像に比べて素朴な感じだけどどこかホッとする風情。

特別展と仏像館で３時間ほど・・・。奈良県美の閉館時間に間に合いそうなので
特別展「寿ぎのきものジャパニーズ・ウェディング－日本の婚礼衣裳－」を見る。

婚礼は、人生において最も華やかな通過儀礼のひとつと言えるでしょう。それゆえ、婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちあふれています。そしてその心情を表現するために、花嫁を美しく彩る婚礼衣裳や、婚儀に用いられる様々な調度品、そしてその場を演出するありとあらゆるものには、幸せを祈る色や形、模様が用いられました。（HPより抜粋）

コロナ禍の中、姪の一人は結婚式を記念写真だけで済ませた。結婚式に招待されたら色々物入りだからありがたかったけど花嫁姿が見られなかったのは残念。

江戸時代のご先祖様たちが晴れの日を祝った美しく手の手の込んだ衣装、和風で肉はないけど贅を凝らした食事・・・。幸せになれという祈りが伝わってくる。