身につまされて読む

下記の記事を身につまされて読んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b98191b669e3caf997c335b6448b656e6a48b309

かつて僕も似通った経験をした。
しかし上記記事の学園、組合結成の翌日に雇い止め通告とはなんともものすごい。普通（？）はもう少し日数をかけてじわじわと虐め倒すものだ。
こういう時、こういう性根の経営者はあるかなきかの過去の些細なことを、なんとしても探し出して、あるいはでっち上げてくる。
「不当労働行為」。なつかしい（と言うと語弊があるが）タームだ。この６文字を何度書き、何度発音したことだろう。
労働組合なんてもう古いと言われる方には申し上げたい。「あなたも同じ経験をしてみなさい。きっと考えが変わるから」

そう言えば今年の「短歌人」掲載拙詠はこの話の一連から始まったのだった。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977934058&owner_id=20556102

14首では足りず、話は途中までになっているのだが、いずれラストまで行きたい。ただしこういうことはふだんは忘れていたいので、想起しつつ歌にしたりするのは、ちょっとばかり覚悟と体力が要る。

「労働組合なんてもう古い」と言う時に思われているのは、企業別組合という隘路に嵌ったまま現在に至っている戦後日本の労働運動の宿痾であるかも知れない。それについては下記記事でふれた。連合の会長が政党に対して身の程知らずの注文を付けたりするのも、根っ子にはこの問題がある。もう一度最初からやり直せたらどんなにいいだろう。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1979016862&owner_id=20556102


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