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2021年09月23日21:56

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珍しくひとの不幸を願う

 9月23日、快晴。夏が戻って来てくれた。デートが終わって駅の正面玄関で別れて歩き出したら、ちょっとの間を置いて女が背中のほうから「戻って来ちゃった」と息弾ませて話し掛けられた、みたいな感じ。
 今日は特段書くこともないのだが、自分には珍しい感情が湧き起こったので記録しておこう。
 夕方、TBSのニュース「Nスタ」を見ていると、暇ネタで山崎まさよしがホラン千秋からインタビューを受けていた。バックにOne more time One more chanceが流れた途端、せつない気持ちになる。
 が、インタビューで娘がいることやいまDIYに凝っていること、それがYouTubeで多く見られていることを知って、なんだ結婚して子どもができてDIYなんてやってるのか、と落胆した。他人の不幸を喜ぶ性格ではないし、俳優やミュージシャンが恋愛しようが結婚しようが作品の評価になんら影響はないのだが、よりによって山崎まさよしがフツーのパパをやっていることに対して大いに落胆した。
 デビューしてしばらく経った頃、深夜の番組で山崎のドキュメントを観た。
 さらに2年くらい経って、ニューヨークに滞在中、地元のラジオ局に出演したり、「異国で過ごしていると淋しい気持ちを持て余す」とつぶやいている映像も観た。
 One more time One more chanceという曲の中に「♪いつでも探しているよ どっかにキミの姿を 明け方の街桜木町で こんなところに来るはずないのに」という一節があって、とりわけ桜木町が出て来るので、せつないのだ。
 芸能人本なんて買わないのに、山崎まさよしの本(半自叙伝で、確か幻冬舎刊)はつい買ったら、デビュー前は桜木町に住んでたんだよね。
 そういう強烈なイメージがあるものだから、なんだごくごくフツーの幸せを手に入れやがって。歌の天才なんだから、50歳になっても独り身で寂しい生活をしていて、世界の不幸を背負っているような暗い気持ちでいてくれよ、と思ったのだった。
 それにしてもDIYはないやろ。
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