mixiユーザー(id:6791256)

2021年04月10日11:25

98 view

「電線絵画展−小林清親から山口晃まで−」 練馬区立美術館

ノーマークだったけどマイミクさんが「すごくおもしろかった」と日記に書いているのを見て行ってみることにした。

電線って邪魔、鬱陶しい、汚い・・・欧米みたいに地中に埋めれば景観も良くなるのに・・・というイメージ。だけど電線の捉え方は時代にも個人的にも違ってる。これだけの電線が描かれた絵をまとめて見せる展示会ってすごい。

展示構成も細かい!!

プロローグ:日本最古の電線絵画
第1章:晴れやか、誇り高き電信柱
第2章:晴れやか、誇り高き電柱ー電気の光
第3章:富士には電信柱もよく似合ふ。
第4章:切通しと電柱ー東京の増殖
第5章:帝都 架線の時代
第6章:伝統と電柱ー新しい都市景観
第7章:災害と戦争ー切られた電線、繋ぐ電信線ー
第8章:東京の拡大ー西へ西へ武蔵野へー
第9章:“ミスター電線風景”浅井閑右衛門と、木村荘八の東京
第10章:碍子(がいし)の造形
第11章:電柱 現実とイメージ
第12章:新・電線風景


近美でよく見る岸田劉生の「道路と土手と塀(切通之写生)」の道路を横切る謎の影。別の角度の絵を見て電柱だとわかる。劉生は同じ風景を場所を変えて何枚も描いていた。
フォトフォト

同じ浜町河岸の風景を吉田博は電柱を省略し、川瀬巴水は描く。
岡田鹿之助「群落A」。ヨーロッパの風景だけど電柱がある不思議。
フォト

電線や電柱と言えば山口晃。
フォト
15 17

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年04月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930