mixiユーザー(id:2892585)

2020年08月02日11:30

49 view

はちどり、アングスト、ライフ・イットセルフなど。

◎「はちどり」
  キム・ボラ監督

韓国の映画。凄く良かった。
1994年の15才の少女の生活を見つめるだけ、
という感じで進む。
しかし、なんともイイんだなぁ。
逆光を意識したような映像も美しい。
監督はエドワード・ヤンが好きだとのことだが、
どちらかというと、ホウ・シャオシェンの作品のような
手触りがあったような。


◎「友罪」
  瀬々敬久監督

少年Aが成長して、隣にいたら…。
罪と贖罪の物語。
瀬々監督らしい題材だなぁ。
なんとも重苦しいテーマでした。


◎「WAVES」
  トレイ・エドワード・シュルツ監督

こちらも罪についての物語ということになる?
悔恨と再生についての映画?
家族の問題や若さゆえの過ちや…。
色々な音楽に彩られるけど、
ダイナ・ワシントンの歌が印象に残りました。


◎「アングスト 不安」
  ジェラルド・カーグル監督

1983年に公開されたけど、あまりに衝撃的な内容で、
上映中止になり、監督は全財産を失った、という作品。
連続殺人鬼の姿を克明に追う。
エグくて、どうかしてるケド、
最近ではもっとヘンなものもあるかなぁ。
ハネケの「ファニーゲーム」なんかの方が、
イヤさ加減では上か?
別に比べる必要も無いンだけどウッシッシ


◎「パブリック 図書館の奇跡」
エミリオ・エステベス監督

極寒の寒波到来。
ホームレスたちが図書館に避難しようとする。
図らずも不法占拠するような形になって…。
体制とホームレスの間で板挟みになる主人公の図書館職員。
色々と考えさせられる映画でした。
エミリオ、いい仕事してるなぁ。


◎「ライフ・イットセルフ 未来に続く物語」
  ダン・フォーゲルマン監督

ニューヨークとアンダルシア。
ふたつの家族の物語を、アクロバティックに描いてみせる。
ボブ・ディランの歌がキーになっていたりもする。
なんだか、こんな展開ある?
っていうような、びっくりな構成で驚きました。
こんな話法もあるんだな。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する