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2020年01月16日17:13

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二十四の瞳と馬。

「二十四の瞳」。
実は、初めてみた(@_@;)
なるほど、木下恵介節である。
高峰秀子は、いつもどおりに素晴らしい。

戦時下、子供たちに死んでほしくない、
と発言していると、
「アカだと言われるから気をつけろ」
と校長に叱責されるシーンなんか、なまなましい。
自分の子供たちにも、
「弱虫」
とか言われる。
「弱虫で結構じゃ」
と語る大石先生…。

教え子の出征を見送るシーンで、何度か軍歌が歌われる。
すべて、鹿児島の実家の母が、
台所仕事をしながら歌っていたもので、ちと驚愕。
覚えてるもンなぁ。

「千切れーるほーどぉーにぃ、振った旗ー、
 さーらーば祖国よ、栄あれー」

とか。
母の青春時代の歌が軍歌だとすれば、なんとも切ない。

1941年公開の山本嘉次郎監督の「馬」も初めて観た。
黒澤明が助監督。
ずっと観たかった映画。
これ、凄い。思った以上に大作だったなぁ。
戦争直前の岩手が舞台。
これ、もはや時代劇ですねぇ。
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コメント

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