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2017年04月30日10:43

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海北友松展    京都国立博物館

父が急逝してからもう49日。ゴールデンウィーク直前に岐阜に帰ることになった。せっかくなので前日に少し足を伸ばして京都日帰り旅行をすることにした。だって「海北友松展」やってるじゃないの!!・・・どこまでも親不孝な娘だなあたしはがく〜(落胆した顔)

4月25日火曜日。先日「日曜美術館」で特集が放映されたせいかまぁまぁの混み具合。でも作品が大きいし、このぐらいならそんなにストレスはないかなぁ。ゴールデンウィークは凄そうだけど。

海北友松・・・東京国博の「栄西と建仁寺展」であまりの凄さに仰天した絵師。でも謎の多すぎる人。本格的に活動するのは60才過ぎ。その前は狩野派で何かやってたみたいだけど作品はあまり残ってない。

大ブレークするのは67才で建仁寺の内装を任されてから。「雲龍図」「竹林七賢図」、「琴棋書画」・・・。おぉ・・・目龍はやっぱり凄いがほかもイイ!! 当時、建仁寺は「友松寺」と呼ばれ大評判になったという。

気になったのは妙心寺での絵の謝礼金の話。美しい「花卉図屏風」を含む通称「妙心寺屏風」3作が現在の金額で240万円!?。巨匠だったと言われているわりには安すぎる。

友松は当時としては長生きで82才まで生きた。最後の最後まで画業に励み「月下渓流図屏風」という信じられないくらいの高みに到達。 はぁ・・・この作品あまりに不思議で美しく言葉ない・・・。無限の奥行きがあり渓流の水の音がきこえるよう。これを見るだけでも京都に来て良かった指でOK

所要時間2時間以上。見応えあり。大満足。

新幹線の時間まで余裕があったので近くの三十三間堂。久々の訪問、やっぱり広くて大きい。
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