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2021年04月24日22:30

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神宮スズメの独り言2021春〜22〜立教の勢い

緊急事態宣言が発令されて行われた東京六大学野球。好天の下、これからゴールデンウィークに向けてリーグも中盤戦に入る。全チームが2カードを終える第3節。いよいよ盛り上がるこの時期に明日から無観客というアナウンスが流れる神宮球場。

そんな中で行われた今日の第1試合は早稲田対立教。1塁側の早稲田の外野応援団はすごい人数だった。緊急事態宣言は5月11日までとなっているが、延長される可能性も高い。そうなるとこれが最後の応援となるかもしれないのだ。しかし、早稲田は試合早々から苦戦を強いられる。

早稲田の先発は徳山君。先頭の道原君が安打で出ると盗塁と送りバントで1死3塁。その後死球と山田君のタイムリーで立教が先制。そして東君の本塁打でいきなり4−0と立教がリードした。だが、本塁打での得点でランナーはいなくなった。4−0といえどまだ初回。早稲田にとってはこのまま抑えて5回までに2点でも返せばまだわからない。

しかし徳山君はこの後3本の安打を打たれ押し出しの死球で5−0とされた。

この1点は試合の流れとしては大きかったと思う。たった1点が大きかったのではない。4点を取られたとはいえ無走者からさらに3安打を浴びての押し出しの死球はチームの流れを悪くする。それでも早稲田は1回の裏、2死満塁。2回には2死1・2塁のチャンスを作ったがあと1本がでず、3回の表には2死無走者から2安打と死球で満塁とされワイルドピッチで1点を追加された。

早稲田は点を取られたのが悪いというのではなく点の取られ方が悪かった。4−0とされた後の無走者から3安打と押し出し。簡単に2死を取りながら2安打と死球の後のワイルドピッチ。これでは試合の主導権は握れない。3回の裏には蛭間君の本塁打で1点を返すが、すぐに山田君の2ランでリードを広げられ、その後2点ずつを取り合ったが、10−3で立教が勝利した。

早稲田が開幕週の東大戦。1回戦は5−0から5−4まで追い上げられ、2回戦は0−0と引き分けた。立教は法政を相手に9回に追いつきて引き分けると2回戦は快勝した。

どちらも投手陣は万全ではないが、立教は継投策を軸に打線が好調。早稲田は何となく自信のなさが出ている。特に早稲田の小宮山監督は投手出身のせいか、打ち込まれてもすぐに後退に動く監督ではなく、さらにマウンドに歩み寄ることも少ない。

立教は明日もまた池田陽佑君の先発だろうか。そして栗尾君や宮君が継投で抑えきるという継投策が定番になっている。今日の時点で暫定首位にたった立教。早稲田は投手陣のさることながらここ一番で1本が出ない打線の奮起が求められる。



2021年4月24日 東京六大学野球春季リーグ戦 第3節1回戦(於 明治神宮野球場)
立教
501 200 002 = 10
001 000 200 = 3
早稲田

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