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2020年09月18日14:55

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ようこそ、体育教官室に! 1

わたしの名前は『市川 実星』今は緊急事態である。
高校入学から曖昧にしてきたクラブ活動に入らなければいけないらしい。
担任の佐藤先生から逃げ出して体育教官室に隠れたいた。
「なんだ、君は?」
話かけてきたのは幼女である。
噂に聞いたことがある四人目の体育教師のナタリーである。
MITで博士号取った天才先生で幼女ある。
普通、天才幼女は理系なのだがここの幼女は体育教師なのであった。
ヤバイ、担任に察知された。
「『市川 実星』見つけたぞ」
だから、クラブ活動は嫌だと……。
「佐藤先生、この生徒はわたしの獲物ね」
はい???この幼女は何を言い出す?
「今日から、体育教官室のマネージャーに決めたよ」
「ナタリー?日本語は合っていますか?」
わたしは天才幼女のナタリーに聞いてみる。
「問題ない。体育部にようこそ」
佐藤先生は頭をかかえていた。この学校で体育教官室の影響力は絶大である。
公立の進学校なのにやたらと体育に力を入れている。
文武両道がこの高校の方針であった。
だから、幼女の助っ人が居るのである。
佐藤先生は『所属は体育教官室で良いな』と言って、すごすごと帰っていく。
助かった?イヤ違う、天才幼女の面倒をみるのである。
それは波乱万丈の学園生活の始まりであった。

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