mixiユーザー(id:3728814)

2020年09月01日04:22

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父、恩重。

夢を、現実にすることより、

現実の中に夢を見ることが正しいと、

しょぼくれた夕日と背中だけが見えてた。

僕は、風の中に育った。

大空を眺め、雲の造形にに楽しんだ。

ブルドーザーの動く姿が

カッコいくて

黙って半日過ごしたっけ。

信仰する人を、父と呼んだ日に、

俺はお前の父おやじゃないんだなって、

いわれて信仰の厳しさを知った。

確かに親の背中なんて見ていやしない、

振り返るなら、

僕は僕の心のうちにしか居場所がなかった。

親と同じ心の内を

歩めるようになるまで、

悟れるようになるまで、

挫折を繰り返した。


責任て言葉を理解するまでに、

どれだけ道草したんだろう。


夕日の向こうに見えていたのは、

しょぼくれた背中じゃなくて、

背負う男の意地だったんだ。













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