愛と諸行無常と。

一番すがりたいのに、

たどりつけないでいて、

自分が、情熱を傾けられる、

燃え尽きそうな愛に、

自分の命を懸ける。



携帯なんてなかった、

家電の向こうに、

きみをみていた。

失いたくない気持ちと、

やがて来る分岐点を感じていて。

それでも愛しているのに。

運命は僕を飲み込むんだ。

捨てたものと、

離れたものの愛以上に、

僕が、愛を残さなければ

愛という心さえ、

嘘になってしまう。

全部は、かなえなれないけれど、

努力があることを知って、

そこに、愛をかんじるなら、

来世も君は恋人なんだ。