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2019年02月16日12:36

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河鍋暁斎 その手に描けぬものなし サントリー美術館

河鍋暁斎(1831〜89)

三菱一号館美術館の「画鬼暁斎」が2015年でBunkamuraの「これぞ暁斎 ゴールドマンコレクション」が2017年。もう河鍋暁斎はいっぱい見たから充分かと思っていた。展示作品も前期後期合わせて126点とそんなに多くもないし春画もないし・・・。

暁斎が狩野派の絵師であることを説明する展示を観ると狩野派の中でも飛び抜けた才能があったのだなぁとわかる。

しかし・・・暁斎の絵は見てて楽しい、笑える。やっぱり好きだ。

今回感心したのは持って生まれた才能だけで無く、鍛錬というか日々努力していたこと・・・。小さな画帳にまとめられた古典作品の模写。古美術収集も勉強のため。そのうえ毎日毎日、何があっても忙しくても描き続けた「観音図」と「河鍋暁斎絵日記」。

以前の大展示会もあってさんざん見てきたと思った河鍋暁斎。その仕事量は予想以上。まだまだ未見の作品も多いみたい。

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