バスの日

1903年の今日、日本で初めて京都の堀川中立売から七条、祇園の間をバスが営業運行を開始したことから今日は「バスの日」だそうです。
今日のカットは、乗り物好きの孫に贈ったバスのポップアップカードです。
何のひねりもなく、ちょっと単調ですが…。

私が子供の頃は、鼻が出っ張ったボンネットバスで車掌さんが黒いがま口のデカイのを前にぶら下げ、切符を売っていました。
そのとき、切符にパンチ穴を開けるためのパンチャを、カチカチと鳴らす姿がカッコよく見えたものです。
おもちゃ屋さんに「切符セット」があって、そのパンチャも当然入っていて、親にせがんだのですが、「すぐに飽きるから」と即却下。
確かに、大人の眼から見れば「なぜこんなものが欲しいのか？」です。
バスがワンマンになってパンチャどころか車掌さんも見られなくなりました。
その後しばらく、電車内で買う切符は、小さな文字で駅の名前が印刷された紙にパンチを入れる、そのためのパンチャがありました。でも、今は端末に打ち込めば「ツー、ツツ」って感熱プリントです。もう趣は何処にもありません。