揺れる人魚、悪女、勝手にふるえてろ

「ゆれる人魚」。アグネェシュカ・スモチンスカ監督。
ポーランド映画。
カルトなムードの中、
人魚姫伝説とホラーとミュージカルが融合？
悪くはなかったけどなー。
そんなに熱狂的な気持ちにはなれず。

「悪女」チョン・ビョンギル監督。
韓国映画。
なかなか迫力満点のアクション映画。
それに韓国映画らしい(?)情念とメロドラマ風味が融合？
「アトミック・ブロンド」並みの女性アクションは凄かった。

「勝手にふるえてろ」大九明子監督。
日本映画。
綿矢りさ原作。
実に面白かった。
妄想女子の話だけど、リアリティがある。
のだと思う。
(この頃、実際の二十代後半女子をよく知らないので、
自信は無いが。)
痛い女子のマニアックさとか、
不器用に生きる人生とか、
恋愛にビビってる感じとか、
うまくいかない人間関係とか、
なんだか、よく描けてるなぁ、と思った次第。
主演の松岡茉優も、たいへん魅力的だったなー。
原作も読みたくなった。