夏も終わりの蝉の声日暮れと共に聴こえてくる秋を知らせる虫の声季節が交わり移り変わるまたこの夏ずっと…気になるのに思い出せない何か大切な事
赤い紙が私から貴方を奪っていったずっと帰りを待っていたのに帰ってきたのは小さな箱ひとつあの日の貴方の姿を忘れられないまま現在(いま)も青い空をみあげると一筋の雲
何時から笑っていても遠くを見つめたまま何時からスレ違ったのさえ解らないもう戻す事が出来ないまま長い時間が過ぎてしまった想いを残したまま
私は戦争は知らないけれど今も何処かで命が奪われている現実は解ってる武器を持つその手に花を…暴力でなく互いを解りあえる世界を…