芝生に座り夜が明けるまで空を見ながらあなたが教えてくれた星の物語都会の明かりも消える頃微かに輝く星達を眺めて思うあの夏の夜
今度こそ手が届くと思っていたのにまた…遠くへ逃げてゆくまるで小さな手から離れて空に向かって飛ぶ風船のようにきっともう叶わないなのかもしれないそれでも諦めはしない何時かこの手で掴むまで
シトシト…と降る雨が乾いた舗装(みち)に染み入って土の匂いがする木の葉や草も項垂れた葉を持ち上げる子供の頃は雨が降らなくても自然の匂いが溢れていたように思う
月が見えない暗い夜いつもは気づかない星達の瞬きのような小さな明かりが見えるそして改めて気づいたいつも静かに見守ってくれるあなたの存在に
ねぇ…笑ってよいつものようにあなたから笑顔が消えたのはあの人のせいあなたの瞳に私は映っているけれどあなたの心の中に私は居ないのね
いつもそうひとりで悩んで身動き取れずひとり足掻いてそんな本当の姿を見せたくなくて明るく見せてはまた落ち込んでいつもそんな事ばかりを繰り返す…そして最後は自己嫌悪そんな自分を私は大嫌いだから誰にも好かれないんだ
もしも…時間を戻すことが出来るならあの日に戻して下さい一番幸せと思い過ごしたあの頃にそんな願い叶うはずもなく思い出が交差しながら時間は流れています
たくさん涙を流した夜見た夢は何故か海を見たくて片道切符を握りしめ列車に乗っていたきっと…1人ぐらい居なくなってもあの街は何時もと変わらないでしょう
祭りが終わればあなたは都会へ戻るそこには今眺めてる提灯より星をも霞めてしまうような都会の明かり私の知らない世界があなたの帰りを待っている
沈黙の後人波の中へ消えてゆく後ろ姿を見送って寂しい…って呟いても誰も気にも止めないわこの喧騒と明かりの中ではちっぽけな存在だもの
あなたと過ごした事を忘れられる訳がないその時間だけがあの日に止まったままその中にはまだ迷ったままのもうひとりの私を残しただ…時間だけが流れてゆく思い出として収めてしまえば迷っているもうひとりの私は置き去りのまま
月を見つめるその瞳はまるで少年のように輝いていつか離れてしまう不安がよぎるきっとまだ叶えたい夢が有るのでしょうかもしもその時が訪れたなら私はどんな顔をしているのでしょうね
古いアルバム開いてみれば輝く笑顔のふたり目を閉じれば今も浮かぶ思い出の街を訪ねてみれば手を繋ぎ歩いた砂利道も今では車が行き交う道にそれでもその先に見えたのは今でも夕陽が海を染めてゆく
オモチャ箱をひっくり返したように飛び散った言葉の中からやっと見つけたあの時あなたから勇気を貰った言葉 1人じゃないさ だから大丈夫だよもう一度この言葉を抱きしめて
さよならも言えないままホームから走り出す列車あの日と同じ降りそうで降らない梅雨の空この空と同じ何時までもすっきりしない心模様
夜の街が眠りから覚める頃街の明かりが私の影をを映し出すさぁ 踊りましょう誰にも遠慮はいらないでしょうだってみんなは喧騒の中へ流れていくから誰の目にも止まりはしないたった一夜のdanceshowが始まるの
勝てなくてもいい負けなければいいその言葉が私を強くするそう負けなければそれでいいんだ負けていけないのは弱気な自分そんな自分に負けなければきっと前に歩いてゆける
眠りにつく前にまた携帯を覗くもう 返事が来ないと解っているのに最後が何時だったのかさえも忘れてしまったのにそれでもまだ何処か消えずに燻り続けている想いそれをきっと 《未練》と呼ぶのでしょう
砂浜に突然降りだすにわか雨が乾いた砂に染み込むように乾いた心に染み込んだあなたの言葉 あなたを追いかけて波にさらわれたピーチサンダル海に飛び込み取り返してくれたあなたの 笑顔が眩しくて思わず頬を染めた顔が恥ずかしく裸足で駆けたあの夏の日よ
ふたり肩を並べて見ていた空はもう見ることはないのに空を見つめてはあの日を思い出すのは何故でしょう?夏の青い空の下陽の光りを浴びる為ただまっすぐに伸びる向日葵が羨ましい
愛の意味も解らず流れる甘いlovesongただ 書かれた詞(言葉)をmelodyに乗せてるだけなら誰にでも歌えるのでしょうそんな歌さえも私は歌うことが出来ないのだから