『意識の扉に着眼して生活をしてみる。今、自分はある扉を開いてこの世界にドップリいる。この世界にいるとき、他のものは魅力的に感じない。しかし、何かをふっと始めてみると、扉が開き、その世界に没頭できるのです。このやり方がわかってしまうと、あとは
『実力とは、これまでにどんな経験を蓄積してきたかという、その差でしかないのだ。実力と考えてしまうと、それを向上させることが難しく感じるが、経験の蓄積と考えればいくらでも増やすことができる。そして、言うまでもなく経験をより多く積めるのは実行力
『世の中には、美しいもの、立派なもの、鮮やかなものが確実に存在している。そういうすばらしいものに出会ったときに、感動する心がなければ、どんなにすばらしい人やものと出会ってもそれはまったく無味乾燥なものとなってしまう。たとえば美しい女性を見か
昨日、時間ができたので、「顔のないヒトラーたち」を見に行った。許すべからざる犯罪、これに挑む信念。これに対する膨大な犯罪加担者などの妨害。失うものの大きさ。くじけそうになる心。ちょっとこれは、ツメの垢でも煎じてというような壮大なたたかいデシ
『「今日一日、多くの車を知覚したと思います。今、その中の何台の車を覚えていますか?」ほとんどの方は、「そんな車なんて覚えていない」と答えるのではないでしょうか?。私たちは一日行動すれば車の一台くらいは見ているはずです。しかし、まったく覚えて
『人の価値を知ることは、絆を築くための第一歩である。「誰かを低く評価することは、神の創造物に疑問を差し挟むようなものだ」』そうか。簡単に割り切るが、それはよくない、と。銘すべし。
『私は、人前で話をするということは、ある意味で演技をすることだと思っている。恥ずかしがるべきではない。恥ずかしがるということは、演技をする決意ができていないで、普段の自分を引きずっているということだ。いつもの自分ではない別の自分になるつもり
『・話をするということは、自己表現なのだ。何かの本に載っているような当たり障りのないことを言うのではなく、自分の言葉で思いを伝え、聞いている人を笑わせたり、感心させたり、感動させたりするのが理想だ。他人の言葉をそのまま語っても、それは話をし
『たとえば、鳥を撃ちに行った人が、ライフルを持って、鳥の巣の近くで、鳥がやってくるのをずっと待ち構えていても、鳥は絶対撃たれない。それは鳥が殺気を感じるからだ。撃ってやろうという殺気がそのあたりに充満している。鳥は殺気を感じ取って近寄らない
『よく何かを始めようとするときに、条件が完全に整うのを待つ人がいる。しかし何かをスタートするにおいて、すべての条件が整うことなんてほとんどありえない。不完全な条件の中でまず走り出し、その中で徐々に条件を自ら整えていくのが願望実現のコツである
『子どもが一人の人間として尊厳をもって、今を豊かに生き、成長発達するためには、親や教師といった身近なおとなとの基本的な信頼関係が不可欠です。子どもには、意見を言えるし聞いてもらえるという権利があります。それが子供の権利条約に定められた意見表
『絵画は、感覚的に表現形式ですから、それを文章で説明するのはかなり難易度の高い脳のトレーニングになります。「美しい」「きれいだ」「すばらしい」「心を奪われる」といったほめ言葉は簡単に出てきても、何が美しいのか、どこがどうすばらしいのかを書く
『(藤田嗣治についての研究書の……5963註)著者は、「生前のエピソードや人物評からいったん距離をおいて、冷静に業績=『作品』本位で読み直す時期を迎えている」と書きますが「『作品』本位」というわりにはこの絵(初公開された、縦2メートル横2.5
『毎日の生活の中で、幸せなシーンを見つけるコツは、まず、敏感になることです。大切なことは、「何が起こるのか」よりも、起こった出来事を、「どう感じるのか」です。心を敏感にする方法は、あなたの周りにあるものをゆっくりと見渡すことです。キレイだな
『200万―300万年に及ぶ人類の歴史の中で、支配するものと支配されるものの区別ができたのは、最近のほんの数千年の間のことにすぎません。それ以前に存在していた階級のない社会を、史的唯物論の立場から原始共産制の社会と呼んでいます。この段階では
『順番が回ってこないうちは、「自分はなんて言おう」と一生懸命考えてしまいます。順番が終わると、「やれやれ、あそこはもうちょっとこう言うべきだった」と言うことばかり考えます。ほかの人が話していることは聞いていないのです。発言者の話を「自分だっ