『現在国際共同で進められている宇宙ステーション計画があります。高度約400キロメートルの軌道を回る人工衛星で、恒常的に数人が滞在し、各種の実験や観測を行う計画です。この計画は、通常の科学プロジェクトのように、科学者から持ち上がったものではあ
『「夫の実家に行ったら、義母に夕食の準備を手伝うよう頼まれたの」新婚の女友達が言う。もちろん、手伝うのはやぶさかではない。だが、女達が台所で料理の仕込みにおわれている間、夫を含め男達は、食堂でのんきに一杯始めていたというのである。自分の息子
『脳関連の本には、好きなにおいを嗅ぐと論理的な思考や言語に関与している左脳の働きが活発になり、逆に、嫌いなにおいを嗅ぐとイメージや感情に関与している右脳が活発に動くと書かれている。ドイツの文学者シラーは腐ったりんごのにおいを嗅ぎながら小説を
『史的唯物論では、例えば法律は、経済関係から生まれるものととらえますが、法律家は必ずしも法律が経済関係から生まれていると自覚しているわけではありません。また宗教でも、ヨーロッパ近代諸党の大規模な宗教戦争を例にとるとこれは社会の経済的な大変動
『何かに気づくこと、いわゆる「気づき」は一つの発見です。その積み重ねで、人は成長します。研修や教育などで、「気づくことで自分が変わる」「問題解決のヒントは気づきにある」などと繰り返し言われるのは、気づきの大切さを教えているのです。意識して、
『バタラー(妻子虐待者)は一筋縄ではいかない曲者です。外では、人当たりもよく、ごく普通にふるまっています。バレないように暴力を振るうすべを心得ています。バレても、弁解が上手で、巧妙に自分の暴力を正当化して見せます。しかし、ソトヅラとは裏腹に
『大きなウソはもちろんのこと「小さなウソをつかない」を毎日続けてみる。一見すると簡単な教えかもしれません。ただこの教えを日々厳守するだけで、小さなウソが蔓延している社会では、信用が得られ、成功への道が開かれることを肝に銘じて仕事に臨むことを
『私は信じます。人間は善くなり切る事はできません。絶対に他の生命を損じないことはできません。そのようなものとして作られているのです。いかにすれば地獄から免れることができるか。それは罪を作らなければよい。善根を積めばよいと教えられました。しか
『相手には、あなたの行動をすべて把握することはできないので、いくらでも理由を創作できるのです。本当は、寝坊しただけのことを、自分の非を知られたくないために、子供が急病になって病院に連れて行ったということもできます。仕事の失敗も、ちょっと考え
『人とかかわる上で、一番大切なのは、「人を好きになること」だと思います。これは相手が男、女に限りません。どんな人にもいいところと悪いところがあります。でも相手を好きになれば、悪いところはあまり見えません。欠点が見えなければ、ますます人を好き
『一般的に言うと、民主的規制は私企業における生産の方法・活動に一定の拘束をかけることですから、私企業の自由への規制ですが、同時に、私企業は規制された方法・活動から解放される(=それをおこなう必要がなくなる)という意味では、私企業にとっても自
『努力の程度の比較・評価はそれほど容易ではありませんが、さらに、当の個人のその努力は、はたしてどこまで自分のものなのか、というもっと根本的な問題があります。「全く独力で繁栄を築いたと考えている成功した実業家は、商業の発達が可能にしてきた秩序